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微妙やねえ

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たぶん見世物小屋でしか生きられなかった彼でしょうが、今の日本で彼が生まれたならばどのような人生を送るのでしょうか。
人権保護という檻の中に閉じ込められ、見世物小屋という職種は消えています。かといって彼が通常に生きられるかといわれれば、それは不可能でしょう。回りの人間が望む望まない、どちらにしても私たちは彼を同じように見るのは無理。たとえ表層上は装えたとしても、それで彼は満足するのでしょうか。
過去では少なくとも彼は、それが望んだことではないにせよ、自らの能力を持って、見世物になるという選択肢がありました。しかし現在では見世物になることもなく、ただ回りの人間に声のない迫害を受け続けることになるでしょう。
どちらが幸せなのでしょうか。
迫害というのをよくないというのは事実ではありますが、それは最終的な幸せをどこに求めるのかによってくるのだと思います。けして一元的な見方ではできないと思うのです。
私たちの視点で見たものと彼の視点で見るもの。それを想像することは不可能ですが、想像しようと努力をし、差別をしないという差別を行わないようにするには、絶え間ない思考の果てにあるのだと思います。
ただ差別はよくないという言葉では語りつくせない何かを考えられたらなと思います。

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